Harry Winston at Baselworld 2017
今年ハリー・ウィンストンは、眠らない街ニューヨークにオマージュを捧げ、アールデコスタイルの美学を体現した象徴的なコレクションを展開しています。
ニューヨーク・ニューヨーク
ハリー・ウィンストンの今年の豊富な新作タイムピースに息を吹き込む歌があるとすれば、フランク・シナトラの伝説の名曲「ニューヨーク・ニューヨーク」しかないでしょう。ハリー・ウィンストンは独自の変遷を経て、ニューヨークを拠点とするブランドとしてその存在感を確立したからです。1932年の創業以来、超高層ビルが堂々とそびえ立ち、スタイリッシュなナイトライフが繰り広げられ、アールデコスタイルの流行発信地でもあったニューヨークは、 ダイヤモンドジュエリーを生み出し続けるハリー・ウィンストンの本拠地と して、常に強いインスピレーション源であり続けてきました。
今年ハリー・ウィンストンは、眠らない街ニューヨークにオマージュを捧げ、深遠なアールデコスタイルの美学を体現した最も象徴的なコレクションを展開しています。“キング・オブ・ダイヤモンド”の称号にふさわしく、今年の コレクションでも貴重なダイヤモンドが主役を演じています。
伝統あるスイスの時計製造技術とデザイナー達の創造性、そしてダイヤモンドセッティング職人の巧みな技術が融合した、ハリー・ウィンストンの斬新な クリエイションは、これから何年にもわたり、正確で豊かな時を永遠に刻み 続けます。
HW アヴェニュー・コレクション™
2017年はHW アヴェニュー・コレクションから、コスモポリタンなエネルギー溢れるニューヨークを想起させる、数多くの新作が誕生します。世界でもっとも有名なショッピング街であり、ハリー・ウィンストンが本店を構えるニューヨーク5番街にちなんで名づけられたHW アヴェニュー・コレクションは、アールデコ時代に一世を風靡した流線的なスタイルからインスパイアされています。
HWアヴェニュー・コレクションでは、4つの新作タイムピースを展開して います。日本の春を美しく彩る桜の美しさを芸術的な感性で見事にとらえた「HW アヴェニュー・クラシック チェリーブロッサム」は、ダイヤモンドとピンクサファイアにより桜の花が満開に咲き誇る様子が表現された、華やかなタイムピースです。
天空の美しさが地上に舞い降りたかのような「HW アヴェニューC™ミニ・ムーンフェイズ」は、ロマンチックなムーンフェイズ機構とヴィンテージ感を備え、HW アヴェニュー・コレクションに一貫するアールデコテイストが強調されています。このタイムピースは、ムーンフェイズ機構を搭載するタイム ピースとしては最小級のサイズを実現。フェミニンさが溢れ出る格別の魅力を放っています。
「HW アヴェニューC™・デュアルタイム」は、アクティブな女性に最適な第二時間帯表示機能を備えた実用的なタイムピースです。ダイヤルには、ローカルタイムとホームタイム用の2つのカウンターが採用され、ひと目で2つの場所の時刻を確認することができます。このモデルが、従来のデュアルタイマーよりも優れているのは、ケース側にある2つのリューズを使用して時針と分針の調整ができるという点。よって、30分、15分という非標準的な時差にも対応できます。
「HW アヴェニュー・クラシック オートマティック」は、ブランドの画期的クリエイションの1つです。機械式自動巻きムーブメントを搭載した本格的なタイムピースを求める女性のために、HW アヴェニュー・クラシック初となる、自動巻きムーブメントを搭載した女性用タイムピースが誕生しました。
今年のHW アヴェニュー・コレクションは他にも注目すべき点が満載です。ストラップには新作のゴールド製フォールディングクラスプを採用。腕によりフィットし、装着感と安全性の向上を実現しました。また上質なアリゲーターレザーストラップによって、エレガントな表情を演出します。
HW ミッドナイト・コレクション™
HW ミッドナイト・コレクションは、シンプルかつクラシックなラウンドケースが特徴です。ミニサイズのケースへの人気が高まる中で、「HW ミッドナイト・ダイヤモンド ドロップ オートマティック 29mm 」では、上品な。
29mmケースを採用しました。創始者ハリー・ウィンストンが優れた鑑識眼で手に入れた「ホープ・ダイヤモンド」にオマージュを捧げる、濃密なミッド ナイトブルーがダイヤルを飾り、ラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドが優美に舞う雪の様子を表現しています。同様のコンセプトのもとに デザインされた「HW ミッドナイト・オートマティック 29mm 」では、表情 豊かなマザー・オブ・パールのダイヤルと、新デザインとなる女性らしいアラビックインデックスが、洗練されたクラシック感を演出しています。
稀有でアーティスティックな技術への探求心
「HW プルミエール・デリケート シルク オートマティック 36mm」 には、ハリー・ウィンストンの稀少な芸術的技法へのあくなき探求心が体現されて います。ラグジュアリーの原点を探索した結果、シルク織りとエンボス加工という技術が融合し、ヨーロッパ王室からインスピレーションを得たモチーフが誕生しました。
Objets d’art《オブジェデアート》: ブロードウェイ・グラスとテーブル・クロック
昨年、ハリー・ウィンストンは新たな世界に足を踏み入れました。昨年発表 された「ニューヨーク・コンパニオン・バイ・ハリー・ウィンストン」は、 クラスプの奥にシークレット・タイムピースを忍ばせたデザインの見事なハイジュエリークラッチです。そして今年のコレクションのハイライト「ブロードウェイ・グラス・バイ・ハリー・ウィンストン」は、シークレット・タイムピースを備え、機能性に優れたオペラグラスです。美しくあしらわれたダイヤモンドと、オニキスのフレームが、グラマラスな夜会が繰り広げられた時代を想起させ、ブロードウェイにオマージュを捧げます。
芸術的なテーブル・クロック「エメラルド・タイム・バイ・ハリー・ウィンストン」は表側で時間と日付を表示し、裏側にはミラーがセットされています。創始者ハリー・ウィンストンが最も好んだ、エメラルドカットのダイヤモンドをインスピレーション源としたこのクロックでは、八角形が連続して重なり合い、ダイナミックな建築感をもたらします。美しいブルーのアベンチュリン。
が散りばめられ、光り輝くダイヤモンドがあしらわれたスタンドは折り畳み式で、持ち運びも容易です。
HWハイジュエリー・タイムピース
最高級のダイヤモンドのみを追い続けた創始者ハリー・ウィンストンに倣い、ブランドは2013年、世界有数の希少なダイヤモンド“ウィンストン・レガシー”を手に入れました。オークションハウス・クリスティーズにおいて「これまでオークションにかけられたダイヤモンドの中で、最も完璧なもの」と称された101.73カラット、フローレスのこのダイヤモンドは、完璧なペアシェイプにカットされています。この伝説的な美しさにオマージュを捧げるハイジュエリー・タイムピース「レガシー・バイ・ハリー・ウィンストン」のダイヤルにはインビジブルセッティングが施され、“ウィンストン・レガシー”のフォルムが美しく再現されています。
「ミニ・ツイスト・バイ・ハリー・ウィンストン」は、ダイヤモンドの光り 輝く葉が、ロープ状のしなやかなゴールドをつたっているかのようなデザインです。このモチーフはハリー・ウィンストンの名高きデザイナー、アムバジ・シンディに捧げられたものです。故郷であるインドの豊かに生い茂る木々に インスパイアされた彼のデザインは、自然をエレガントに体現するこのタイムピースに生命を宿しています。
ヴィンテージ感溢れる美しさを放つ「ディヴァイン・タイム・バイ・ハリー・ウィンストン」は、機能性も万能です。グラマラスなホワイトゴールドとダイヤモンドが輝きを放つこのタイムピースは、ペンダントとして、あるいはリストウォッチとして身につけることが可能です。
メンズ用タイムピース
高度な複雑機構のモデルを展開するHW オーシャン・コレクションからは、「 HW オーシャン・バイレトログラード オートマティック 42mm 」が誕生。まるで荘厳な船のようなダイナミックな印象を放つこのタイムピースは、ダブルレトログラード機構と散りばめられたダイヤモンドが華やかさを添え、伝説の「キング・オブ・ダイヤモンド」、創始者ハリー・ウィンストンを讃えています。
ハリー・ウィンストンが独自開発したグレーカラーの合金、ザリウム™をケースに採用した「プロジェクト Z11」は、アバンギャルドな素材の使用に より、ブランドの独創性をアピールします。軽量でありながら耐久性に優れ、オープンワーク構造、人間工学に基づくデザイン、そして近代的なスタイルを備えた「プロジェクト Z11」は、高度な機械式時計の製作に対するブランドのスピリットを常に証明し続けます。
トゥールビヨン機構に魅了され、追求し続けるハリー・ウィンストンの物語は、「イストワール・ドゥ・トゥールビヨン 8」で第8章を迎えます。年月をかけて複雑さを進化させた、新しい51 mm のホワイトゴールドのタイムピースには、優れた機械的ノウハウ、オート・オルロジュリーの完璧なクラフツマンシップ、アヴァンギャルドな素材使い、モダンなデザインが体現されています。重力のムーブメントへの影響を最小限に留め、高い精度を追求したこのモデルの2つの円錐状のディスクには時・分が表示され、外側のキャリッジが75秒で1回転する2つの2軸トゥールビヨンが魅力的に時を刻んでいます